1953-03-12 第15回国会 参議院 大蔵委員会 第34号
それは勿論益金は殆んど大部分が税金であるわけでありまするが、非常に多くの益金が上つておるということは、必らずしも税金だけではなくて総裁以下公社諸君の非常な努力に負うところがあるわけであると思いまするが、更にこの非常に好調な情勢を将来に向つて進めて行くということにいたしますためには、相当額の外国煙草の駆逐をするとか、更に嗜好に合うように立派なものを生産して行くというようなことを十分考えて行かなければならない
それは勿論益金は殆んど大部分が税金であるわけでありまするが、非常に多くの益金が上つておるということは、必らずしも税金だけではなくて総裁以下公社諸君の非常な努力に負うところがあるわけであると思いまするが、更にこの非常に好調な情勢を将来に向つて進めて行くということにいたしますためには、相当額の外国煙草の駆逐をするとか、更に嗜好に合うように立派なものを生産して行くというようなことを十分考えて行かなければならない
而も東京都内の大抵の高級な料理店だとか、カフエー、バー等へ行きましたならば、自由に外国煙草は手に入つてこれはもう日本人として馴れ切つたようなものであつて、誰もこれを不思議がらない。專売公社のちらしだけはどこかへ貼られておりまするけれども、実際にはもう日本人として馴れ切つたようなことになつてしまつておる。
○政府委員(冠木四郎君) 前回におきまして波多野先生から御質問のございましたシールズ軍との野球の際に、明治神宮球場で外国煙草を売つておりました件につきまして、今まで調べましたところを御報告を申上げます。
○政府委員(冠木四郎君) 外国煙草を喫うということにつきましては、この前波野先生から御質問がありました際に、この前声明が出ましてから、取締りが非常に困難になつたということを申上げましたのでございます。
○小川友三君 これで質問を打切りますが、実はこの行の委員会でもいろいろ問題になりましたんですが、外国煙草というものが非常に消費せられておる現状でございますので、この消費量は都会地においては五%から一〇%くらいまで行つておるのじやないかという程、外国煙草が相当に出ております。
外国煙草が入つて来ると、うまくない内地煙草は駄目になつてしまう。そうなつた場新、六十万の煙草耕作者の生活が脅威にさらされることは、これは分り切つたことでありますが、これをどうするか。又設備の売渡し、これはなかなか大変なことでありますが、如何なる方法で円滑にこれを移して行くか。又煙草民営問題の街頭録音のラジオを聞きました。
○政府委員(冠木四郎君) 只今お話の点は、これまでは外国煙草を売ることも買うことも、所持することも厳重に取締つておりましたのです。ところが少し前にマツカーサー声明で、日本人にそういうようなものを譲つてもいいというような声明がございまして、あれ以来ちよつと問題がややこしくなつて、実は閉口しておるのでありますが、あれによりまして外国人が日本人に煙草を譲ることはいいということになりましたです。
○波多野鼎君 この間シールズ軍が来たときに、後楽園で外国煙草を売つたのです。二十本入一箇百円、新聞記事によると十箇入りの箱を幾つも買つた人があるわけです。安いから買うのです、ピースより安いのです。あれは一体どういうふうなものですか。あれを売つたのは一体輸入関税を課けてあるのか、それから日本で売るのには、專売公社でなければ売れん筈なのですが、專売公社の許可を得ておるのか、そういう場合どうなんです。